診療科・部門のご紹介
中央病歴管理室
中央病歴管理室(ちゅうおうびょうれきかんりしつ)とは、主に患者様の診療記録(カルテ)の管理をしている部署です。
また、様々な統計調査の対応やデータ分析・蓄積を行っています。
患者様と直接接する機会はほぼありませんが、診療部門の後方支援役として診療の一助になるよう日々努めております。
業務内容
診療録の保管管理
患者様の診療内容を記載する診療録(カルテ)の管理を行っています。
当院では2017年(平成29年)より電子カルテに移行したので、電子カルテを日々確認し、適切にカルテ記載がされているか/入力不足項目がないか等のチェックをしています。
また、それ以前に使用していた紙カルテも重要な診療記録ですので、所在管理・保管管理を行っています。
DPC(様式1)作成業務
当院では「データ提出加算」を取得しているため、「DPCデータ」というデータを国に提出する必要があります。
その中で、退院患者様の診療内容(入院までの経緯や、どのような病気で治療を行ったかなどの内容)についてまとめた「様式1」というデータを作成しております。
◇DPCとは
DPCは「Diagnosis Procedure Combination」の頭文字をとったもので、
●Diagnosis =(診断)
●Procedure =(治療・処置)
●Combination=(組合せ)からなる略称です。
直訳すると「診断と治療・処置の組み合わせ」となりますが、
[最も濃厚な治療を行った病名]+[治療内容(手術・処置・投薬等)]によって分類をしていく考え方です。
この考え方を「診断群分類」と呼びます。
DPCデータの「様式1」はこの診断群分類に基づいて入院患者様を分類し、
入院までの経緯や治療内容を入力して、定期的に厚生労働省へ提出しています。
全国がん登録
「全国がん登録」という国の統計調査に参加し、当院に受診されたがん患者様の情報を提出しています。
各種疾病統計業務
病院には毎年、行政から様々な調査の依頼があります。これは今後の医療提供体制を国が決めていくための大事な指標になるものです。
個人情報保護について
各種データの提出の際、個人情報の取り扱いについては
個人情報保護法及び当院の個人情報保護規定にもとづき、情報漏洩がないよう最大限の注意を払って対応しております。
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