外来のご案内
骨粗鬆症外来
診療時間
高山名誉院長(予約制)
診療内容
骨粗しょう症は、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
骨粗しょう症は、がんや脳卒中、心筋梗塞のようにそれ自体が生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨折から要介護状態になる人は少なくありません。骨粗しょう症の発病には、加齢や閉経以外にも食事や運動の習慣などが深く関わっています。そのため骨の生活習慣病とも呼ばれ、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には欠かせません。しかし、骨粗しょう症と診断された場合には薬が治療の中心となります。気になることがあれば一度ご相談ください。
手の外科外来
診療時間
火曜日 9:00~12:00 千葉大学 手の外科担当医(予約制)水曜日 9:00~12:00 高橋 仁(予約制)
診療内容
人類は進化の過程で四足歩行から二足歩行に変化し、その「移動するための道具」から解放された両前足は、その後自由に物をつかみ、感じ、現在人間に欠かすことのできない「手」となりました。この様に「手」は人間の日常生活において非常に重要な役割を負っています。手の中には神経、血管、筋、骨などが狭いところにぎっしり詰まっており、これらが精巧に連携を保ちながら働き、手としての機能を発揮します。これらが損傷を受けるとその機能障害は著しく、人間のQOL(生活の質)にも大きく影響します。手外科とはこれら疾患、障害を対象とする分野です。主に扱う疾患は肘から先の外傷、関節リウマチ、腫瘍、変性疾患(加齢変化)、炎症性疾患、神経疾患など非常に多彩な分野に及びます。手外科は外科との名前がついていますが、必ずしもこれらの疾患を手術のみで治療するわけではなく、患者さんの置かれている環境、要望などをよく相談した上で、リハビリ、注射、装具、生活指導などの保存的治療も積極的に行います。
人工関節専門外来
診療時間
月曜日 14:30~16:30 小川 亮 (予約制)
診療内容
変形性股関節症は軟骨のすり減り・骨の変形などにより、股関節の痛みや動きの制限を生じる疾患です。痛みが強い場合は、日々の生活の質が大きく低下してしまいます。
初めて受診された際には、症状について詳しく問診・診察後、画像検査で評価し、自作のパンフレットを用いて病状について説明しています。治療に関しては、より快適な日々を過ごせるよう、運動・内服薬・関節注射・手術などから最適な治療方法を提案した上で、患者の意志を尊重しながら一緒に治療方針を決めていくことを心掛けています。
手術となった場合、当院では筋肉を切らない低侵襲の手術を行っています(手術の詳細)。また、当院はリハビリテーションに特化した病棟もあるため、早期に自宅へ退院することに不安がある方はしっかりリハビリテーションをしてから退院することができます。
股関節の疼痛でお悩みの方、人工関節の手術について詳しく知りたい方は是非、一度受診してください。